2024年12月末に、新作講座をリリースしました。実務経験を元に身近なダイバーシティを業績アップにつなげるための新発想をまとめています。
講座概要
「ダイバーシティ&インクルージョン(DE&I)」は、本業の余裕があるときに取り組むものだと思っていませんか?管理職やリーダー職の皆さんは、会社の進めるDE&I施策を現場で実行する役割を担うことが求められています。女性管理職を増やす、男性の育休取得率を上げる・・など、与えられた人員で業務をこなす責務を担うリーダーにとっては、業務負担が余計に上がってしまう厄介な側面も。部下の育成にも時間がとられ、場合にとっては仕事を巻き取って帳尻を合わせているリーダーの皆さんには、DE&Iができない理由を上司に伝えて猶予をもらうしか手立てがないかもしれません。
育休取得や家族の事情、自身の健康問題等で職場をいったん離れるメンバーが出るのが当たり前の現代。残業を厭わないフルコミットできる人材を求めても、思い通りに採用ができるわけではありません。私自身も、こうした予想できない人員の増減に対してどのように対応したらいいのか試行錯誤を重ねてきました。
最終的に行き着いたのは、「ダイバーシティ」「エクイティ」「インクルージョン」の本質的な価値をぶれずに突き詰めていくこと。様々な背景や異なる事情を抱えるメンバーの良さを引き出し、活躍できるように促していく。そのためには、無意識の思い込みやステレオタイプ、仕事に対する「べき論」といった「アンコンシャスバイアス」の悪影響を最小限に抑え込む必要があります。私は、アンコンシャスバイアスを解消し、それぞれの違いに応じたサポートをする組織に変革することで、想定以上に伸びる社員を多数生み出し、その成果を通じて多くの社内表彰につなげてきました。
こうした知見を「現場で孤軍奮闘する管理職やリーダー職の皆さんにもお伝えしたい」、という気持ちでこの講座を制作しました。ぜひDE&Iという新しい武器を皆さんのチームの成果向上にお役立ていただきたいと思います。