2025年6月末に、新作講座をリリースしました。部長育成の現場に携わってきた元執行役員の経験をもとに、役割の本質や実務に役立つ知恵をやさしく解説。理想と現実のギャップに悩む方にも寄り添いながら、自分らしいスタイルで部長としての一歩を踏み出すための視点とヒントをお届けします。

講座概要

部長になると、どういうことを求められるのか?自分にはできるのか?──そんな疑問や不安を抱く方に向けて、この講座は企画されました。対象は、将来部長になる可能性がある中堅社員、昇格を打診されているが迷いを感じている方、そして部長登用を支援する人事・ダイバーシティ推進担当の皆さまです。また、すでに新任部長としての一歩を踏み出した方にも、現場での判断や視座の持ち方を見直す機会として役立つ内容となっています。

「部長の仕事」とは、単なる役職ではなく、責任の重み、組織を動かす視座、そしてマネジメントの質が大きく変わる領域です。メンバーや課長時代とは異なる視点で物事を捉え、全体最適を意識した意思決定と、チームへの影響力の行使が求められます。

この講座では、部長経験者であり、部長育成の現場にも携わってきた元執行役員の視点から、理論だけでなく、役割の本質、期待されるスキル、現場での判断と支援の技術、さらには昇進に伴う不安や葛藤への向き合い方までをやさしく、かつ実践的に解説しています。

なかでも特に重点を置いているのが「戦略思考」の解説です。抽象的な概念としてではなく、上位方針をどのように読み解き、自部門に合った形で構想し、部下と共有しながら行動に落とし込むか──その一連のプロセスを3ステップで整理し、現場で応用できるよう丁寧に紹介しています。

さらに、プレイヤー気質からの脱却、裁量の広げ方、部下との信頼関係の築き方、ワークライフバランスとの向き合い方といった、部長として直面するテーマを網羅。理想と現実のギャップに悩む方にも寄り添いながら、自分らしいスタイルで「任される部長」へと成長していくためのヒントを詰め込んでいます。

昇格を「自分ごと」に変えるための準備として──そして、新たなポジションでよりよく機能するための再学習として──この講座をぜひご活用ください。